「母国に居る年老いた親を、一緒に住んで日本で面倒をみたい（扶養する）・・。」
このように思っている外国人の方も多くいらっしゃいます。
ただ、日本に住んでいる外国人が、母国の親と日本で一緒に生活するビザ（在留資格）は
形式上、残念ながらありません。
もっとも、特定活動という在留資格で可能となることがあります。
ただし、許可率が非常に低いです。（法務大臣の裁量が大きいのです。）
申請して、許可になる目安としては・・・
１ 親の年齢が７０歳以上
２ 母国に親の面倒を看てくれる親族がいない
３ 日本にいる扶養者（面倒を看てくれる）に、扶養できるだけの経済力がある
４ 親が母国に一人暮らし
５ ”扶養”が目的で親を呼ぶ
６ 呼ぶ扶養者が日本に住んでいる
７ 親が病気を持っている
・・これは、あくまでも目安です。
これに該当するからといって必ず許可が出るという保証はありません。
”人道的な措置”として、裁量によって許可の判断がされるものです。
・・上記の個々の目安について「たしかに人道的に認める必要がある・・」と真に納得させる必要があります。
（それでも裁量なので難しいです。）
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