経営管理ビザは最初は1年しかもらえないのが普通です。
つまり1年後には更新手続きが必要になります。
更新が許可になる要件は”事業の継続性”です。
簡単に言うと、”この先も事業を続けられるか”ということです。
更新手続きの提出書類に”決算書”がありますが、この決算書が審査の判断材料になります。
黒字であれば、継続性という意味では更新可能の判断になります。
では、赤字だった場合は不許可になる・・?
そんなことはありません。
今後1年間の事業計画書を作り、「これからは黒字になりますよ」と入管に認めてもらうのです。
事業計画書は専門家と相談の上、具体的に作成することが必要です。(グラフなどを入れ込んで)
単に文章だけで「黒字にするんだ!」という意気込みを書いてもダメです。
ちなみに更新が不許可になるパターンは・・
□債務超過
会社の全資産を売っても、会社の借金を払えない状態のこと。
直近年度とその前の年の賃借対照表で判断されます。
□売上総利益がない。
会社の売上-原価がゼロまたはマイナス。
直近年度とその前の年の損益計算書から判断されます。
□従業員が確保できなきくなった。
・・例えば、料理店を経営しているのに、コックさんがいなくなったような場合です。
経営管理ビザでは、経営者は料理をしてはいけませんので・・・。
上記の問題がある場合、更新時期が来る前に、早めに専門家にご相談ください。
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