債権・・とは、例えば、物をある人に売った場合、売った人は代金を請求することができます。

この請求権を債権といいます。

 債権も財産ですから相続できます。

前に書きました、特定財産承継遺言(特定の財産を特定の相続人に相続させる遺言)や

遺産分割の指定で、法定相続分を超える承継がされた場合、

対抗要件(権利主張の正当性・・のようなもの)が必要になります。

以前は、相続人全員による債務者への通知 or 債務者の承諾だけでした。

しかし、法改正によって相続した者だけの債務者への通知も認められるようになりました。

 相続人全員・・・協力してくれるとは限らないですから。