夫の遺言書に「この家は長男に譲る」と記載されていた場合、 奥さんはその家から、すぐに出ていかなければならないでしょうか? この場合、以下の要件を満たした場合、配偶者短期居住権(民法1037条1項)が認められて、すぐに出 […]
「2021年」の記事一覧(11 / 12ページ目)
田舎の実家を相続したくない。
遠方の親が亡くなって、実家を相続しなければならないのでしょうか? すでに実家から離れた土地で生活の拠点を持っていると不必要なことが多いようです。 その場合、相続放棄をすることが考えられます。 死亡を知ってから、3か月以内 […]
故人の死亡退職金は相続できる?
相続が開始すると(亡くなった場合)故人(被相続人)の財産に属したすべての権利・義務は 原則、相続人が受け継ぎます。(民法896条) ただし、例外があります。 故人(被相続人)の一身に専属したものは相続人に受け継がれませ […]
頂いた香典は相続できる?
香典は亡くなった故人への弔意、遺族への慰め、葬祭にかかった費用等 遺族の人たちの負担を軽くするための贈与とされています。 ですので故人の相続できる財産には含まれません。 通常、香典は、 まず、葬祭費用に使われ、 余ったら […]
遺言をめぐる争い防止策
遺言者の兄弟姉妹以外の法定相続人に認められる 相続財産の最低限の割合のことです。 例えば、遺言者の奥さんと子供一人が家族の場合、 遺留分は奥さんが2/1、子供が2/1です。 遺言書に「1000万円の財産を奥さんにすべて譲 […]
相続人が遺言者より先に死亡
例えば、父が「長男に財産を譲る」という遺言があり 父が存命中に、長男がなくなった場合です。 父が遺言を書き直すor訂正すれば大丈夫です。 しかし、何もせずに、父が亡くなり遺言の効力が発生した場合に問題になります。 このよ […]
殺してくれたら、財産を譲る
・・・のような内容の遺言・・物騒ですね。 「~してくれたら、財産を譲る」・・このような遺言を 停止条件付遺言といいます。 「~してくれたら」という部分を実現するまで、 「財産を譲る」という遺言の効果が停止しているからこの […]
仲良し夫婦が共同で遺言書
自分でつくる自筆証書遺言の場合、遺言が無効になることがあります。 そのひとつが、一つの遺言書に2つ以上の遺言内容を書いてしまう場合です。 民法上、一つの遺言状には一人の遺言内容しか記載できません。 なぜなら、連名を認めて […]
ペットに財産を残したい。
長年かわいがってきたペットに遺言で財産を残したい。 そう思う人も少なくないと思います。 昔と違って、ペットも家族の一員と考える人も多いようです。 では、遺言書内の”愛犬ジュリーに財産1000万円を与える” これは有効でし […]